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スマートウォッチの健康管理機能はすっかり定番になりましたが、「血圧」に関しては、多くの機種がセンサーからの推定値にとどまっているのが実情です。そんな中、2026年9月2日にドイツ・ミュンヘンで発表された「HUAWEI WATCH D3」は、少し違うアプローチを取っています。腕時計でありながら、実際に手首を圧迫して血圧を測定するという、本格的な仕組みを備えているのです。この記事では、その特徴を紹介します。
この記事のポイント
- Huaweiが2026年9月2日、ドイツ・ミュンヘンの新製品発表会で「HUAWEI WATCH D3」を発表
- ストラップ内蔵の機械式エアバッグと高精度圧力センサーで、実際に手首を圧迫して血圧を測定
- EU医療機器規則(MDR)に基づくCEマーキングを取得し、一般的な「推定」機能とは一線を画す
- 前モデルより薄型・軽量化(厚さ11.3mm、重さ40g)、ドイツでの価格は449ユーロ
「血圧はセンサーで推定するもの」という、これまでの常識
近年のスマートウォッチの多くは、光学式の心拍センサーから得たデータをもとに、血圧の傾向を推定する機能を搭載しています。手軽に日々の変化を把握できる便利な機能ではあるものの、あくまで「傾向」を示すものであり、医療的な意味での血圧測定とは性質が異なる点は、意外と見落とされがちです。
HUAWEI WATCH D3が採用した「本物の血圧計」の仕組み
HUAWEI WATCH D3は、この点に真正面から向き合った製品です。ストラップの内部に機械式のエアバッグと高精度圧力センサーを組み込み、家庭用の血圧計と同じ「オシロメトリック法」で血圧を測定します。エアバッグで手首を圧迫し、その際の脈圧の変化から収縮期血圧(上の血圧)と拡張期血圧(下の血圧)を算出する仕組みです。
この機能は、Huaweiが2021年発売の初代「WATCH D」から取り組んできたアプローチの最新進化版にあたります。2024年発売の「WATCH D2」で24時間の自由行動下血圧測定機能を追加し、今回のD3ではさらなる精度向上とデザインの洗練が図られました。特に注目したいのが、この血圧測定機能がEU医療機器規則(MDR)に基づくCEマーキングを取得している点です。これは、一般的なフィットネス機能としての血圧「推定」とは位置づけが異なり、医療機器としての適合性が評価されたことを意味します。
デザイン面も、着実に進化
本体は厚さ11.3mm、重さ40gと、前モデル「WATCH D2」(厚さ13.3mm)から薄型・軽量化されており、米メディアの報道ではApple Watch Ultraと同等の厚みになったとも伝えられています。ディスプレイは1.92インチのAMOLEDで最大輝度3,000ニトを実現し、カラーバリエーションはブラック・ゴールド・モカゴールドの3色です。エアバッグを内蔵しながらも、日常的に着けやすいデザインへと仕上げてきた点は、実用性を重視するユーザーにとって嬉しいポイントと言えるでしょう。
- ⚠️2026年9月時点で、日本での発売や価格は明らかにされていない
- ✅血圧測定機能はEU医療機器規則に基づくCEマーキングを取得済み
- 💡Appleも次期Apple Watchで高血圧アラート機能を開発中とされ、専用ハードウェアの有無が今後の差別化ポイントになりそう
「推定」と「測定」の違いは、言葉にすると小さく感じますが、実際の意味合いはかなり大きいなと感じます。エアバッグを内蔵しながらここまで薄型化してきたのは、地道な改良の積み重ねがあってこそなのだろうと想像します。
スマートウォッチでの健康管理に興味がある人へ
血圧管理まで求めない場合でも、心拍や睡眠の記録を日常的に続けたい人は、まずスマートウォッチ本体から検討してみるとよいでしょう。毎日身につけるものだからこそ、肌触りや見た目にもこだわりたい人は、着け心地や気分に合わせて選べるスマートウォッチ用のバンド・アクセサリーを数種類揃えておくのもおすすめです。毎日の充電を無理なく続けるためには、置くだけで済むワイヤレス充電器を用意しておくと、装着し忘れの防止にもつながります。
まとめ
HUAWEI WATCH D3は、スマートウォッチにおける血圧測定を「推定」から「測定」へと押し上げようとする、意欲的な製品です。医療機器としての認証を取得しながら、日常使いしやすいデザインへと磨きをかけてきた点は、健康管理を重視するユーザーにとって注目の一台と言えるでしょう。日本での発売については現時点で情報がないため、続報を待ちたいところです。
※本記事の情報は2026年9月3日時点の報道に基づくものです。日本での発売可否や価格などの詳細は、Huawei公式の発表でご確認ください。


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