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Ubuntuを使っていて、「アプリのインストール元がdeb・snap・flatpackとバラバラで、どれを選べばいいのか分かりにくい」と感じたことはありませんか。Ubuntu 26.10「Stonking Stingray」では、そんな悩みに応える新機能がいくつも予定されています。この記事では、直近の海外・国内の情報をもとに、次期Ubuntuで何が変わるのかを分かりやすく整理しました。読み終える頃には、ベータ版を試すべきかどうか、自分なりの判断ができるようになっているはずです。
この記事のポイント
- Ubuntu 26.10のベータ公開日と正式リリース日
- deb・snap・flatpakを一元管理できる新App Centerの中身
- Ubuntu初のAI機能「Talk-to-type」音声入力の仕組みと安心設計
- 意外と誤解されがちな「新インストーラー」の対象バージョン
- 試す前に準備しておきたいもの
アプリ管理、正直ちょっと面倒だと思ったことありませんか?
Ubuntuを日常的に使っていると、あるアプリはSnap Store経由、あるアプリはダウンロードしたdebファイルをダブルクリック、また別のアプリはFlatpak対応のツールを使って…と、インストール方法が入り乱れることがあります。初心者ほど「結局どれが正解なのか分からない」と戸惑いやすいのが正直なところです。
実はCanonicalもこの点を課題として認識しており、次期リリースのUbuntu 26.10で具体的な対策に着手しています。まずは全体像から見ていきましょう。
Ubuntu 26.10の位置づけ:ベータは9月24日、正式版は10月15日
Ubuntu 26.10は、2026年10月15日に正式リリースが予定されている通常版(インテリムリリース)です。ベータ版は2026年9月24日に公開される見込みで、興味がある方はもうすぐ試せる段階まで来ています。
Ubuntuは2年に一度のLTS(長期サポート版)と、半年ごとのインテリムリリースを交互に出しており、26.10は次のLTSであるUbuntu 28.04 LTSに向けた「実験の場」としての役割も担っています。つまり、ここで試された機能の一部が、そのまま将来のLTSに引き継がれていく可能性があるということです。
インテリムリリースは9か月しかサポートが続かないぶん、新しい機能を先取りできる貴重なチャンスでもあります。
実際にベータ版を試してみたい場合は、既存の環境を壊さないよう、インストール用のUSBメモリを1本用意しておくと安心です。仮想マシンではなく実機で試したい方には特におすすめです。
注目の新機能① 新App Center:deb・snap・flatpakをひとつに
今回いちばんの目玉と言えるのが、パッケージ形式を問わない新App Centerです。これまでApp Centerは主にSnapを中心とした構成でしたが、26.10ではdeb・Snap・Flatpakのアプリが同じ検索結果、同じ評価、同じカテゴリ表示の中に並ぶようになる予定です。
これまでdebファイルをダブルクリックしてもうまくインストールできないという不満の声もありましたが、今回の刷新でその使い勝手も改善されると見られています。
| バージョン | 位置づけ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 26.04 LTS | 現行の長期サポート版 | Wayland標準化、Linuxカーネル7.0など |
| 26.10(本記事) | インテリムリリース | 新App Center、Talk-to-type、GNOME 51など |
| 28.04 LTS(予定) | 次期長期サポート版 | 新インストーラー・新オンボーディングが本格導入見込み |
表の通り、26.10は「試験導入」の位置づけの機能が多く含まれています。この後の章で触れますが、ここを勘違いしたまま26.10を待っていると、期待していた変化が来ないこともあるので注意してください。
注目の新機能② 音声入力「Talk-to-type」、AIでも安心設計
もう一つの目玉が、Ubuntuとして初めてとなるAI機能「Talk-to-type」です。ショートカットキーを押すと、話した内容がそのままテキスト入力欄に反映される仕組みで、インターネットに接続しないローカル推論(オンデバイス処理)が採用される予定です。
「AI機能が勝手にデータを外部に送るのでは」と不安に思う方もいるかもしれませんが、これらのAI機能は取り外し可能なSnapパッケージとして提供される計画になっており、Canonicalは今後のAI展開について次のように述べています。
“safe defaults, guided workflows, and progressive disclosure of advanced functionality”

