何が?と言う事ですが、置換です、置換!
例えば、大量のソースコードの中身を書き換える場合、1つ1つ手作業で行っていては時間ばかり掛かって大変ですよね?
そこで、便利に活躍するのが置換です。
読んで字のごとく、とある記述を指定した記述に書き換える手法ですね。
普通の置換の場合、とても簡単です。
そうですね、仮にソースコード内に<b>~</b>と太字にする指定を行っていたとします。
しかし、<b>タグは非推奨タグなので、推奨タグの<strong>~</strong>に変更したいとします。
その場合、<b>を<strong>に置換、閉じタグの</b>を</strong>に置換すれば実現できます!
書き方が分かる方は一度に指定すればよいですし、分からない場合、この位であれば複数回に分けて置換するのですが…。
では、こういった場合はどうでしょうか?
テーブルタグを使った表があるとします。
この表のタグで囲まれた数字と数字の最後にある-(ハイフン)は残したままtdをthに変更したい場合です。
<table> <tr> <td>00058965-</td> <td>004501225-</td> <td>01966323-</td> <td>00002775-</td> <td>70130032-</td> </tr> … … … … </table>
条件として、この様な記述が数万存在する。
個別に<td></td>やtd /td、<th></th>やth /th といった指定は、他の箇所にも影響を与えてしまうため置換定義することが出来ないとします。
さあ困った!w
上記の条件下では、1つ1つ修正するしか術がありません、またタグで囲まれた中の数字も全て番号が異なるため、番号込みでの置換も指定不可となります。
では、答えです!w
この場合、当然ですが「正規表現」を用いて指定します。
私の場合、テキストエディタは「EmEditor」や「秀丸」を使っているのですが、如何でしょう…?結構、秀丸エディタ使ってる方多いと思うので、今回この秀丸エディタを対象にご紹介していきます!
秀丸エディタで置換を行う場合、[Ctrl]+[R]キーで起動します。
それぞれに、以下を指定します。
検索:<td>(¥d+¥-)<\/td>
置換:<th>¥1</th>
今回、正規表現を使用しますので、赤枠で囲んだ「正規表現」にチェックを入れるのを忘れないように!
検索では、タグで囲まれた中の何かの数字と-ハイフンを指定。閉じタグはエスケープします。
置換の\1は(\d+\-)ということになります、つまり残しておく部分の指定です。
これで[置換]ボタンを押すと、綺麗に<>に囲まれたtdがthへと置換されます!これで、恐ろしい作業から無事開放されるというわけです!w
正規表現は置換もそうなのですが、プログラムをこれから勉強される方は、結構必須だったりしますのでリファレンスなどを片手に、勉強されるととても便利かと思います。
ちなみに、微妙に書き方が変わりますが、ほぼ同じでWordやExcelでも正規表現使えます!
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