家中のPCやスマホ、ネットゲームの使用時間やアクセス制限をセキュリティソフト等無しで、完全管理したい件!【2019年版】子供のネット環境整えたい方は必見!!

2019年4月11日木曜日

スマホとか… レビューとか… 色々気になる事とか…

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さて、今回はネット環境の管理について書いていきたいと思います。
あなたの家でも、様々なネット機器を使用されていることと思いますが、その管理って現在はどのようにされていますか?

特にお子さんがいらっしゃる方で、管理を検討されている場合、今回お伝えする方法でとても簡単に全てのネット機器の利用時間やアクセスの制限を管理することが可能になりますので、是非読んでみてください。

今回の方法は、セキュリティソフトなどではなく、大本のネット環境から管理する方法になりますので、今後新しいスマホやPC、またゲーム機器が何個増えても追加費用なども一切なしで管理していくことができます。しかも、各端末ごとの細かい管理ができるので、お父さんとお母さんのスマホは時間やネット制限なし、中学生のお兄ちゃんは夜の21時までスマホの利用をOKに、小学生の妹は夜の20時まで利用できるように…。

また、リビングのテレビで観るネット(youtubeやnetflix、huluなど)は夜の23時までOK、子供部屋のテレビは21時以降は観れない…などなど、非常に細かい設定ができます。

もちろんアクセスの制限サイトの設定もできますので、暴力的なサイトやアダルト系のサイトへのアクセスの禁止などの指定も行うことができます。
各端末に何かをインストールしたりする必要もないので管理が楽というのもかなりメリットだと思います。

さて、その方法ですが、ズバリ!「ルーターを交換する」ということに他なりません!※または追加する。
ただし、なんでもかんでも交換すればよいというものではありません。私のお勧めするルーターはこちらです!


実際、この機種というわけではなく、この機種に搭載されている機能で管理できるというのがポイントとなります!具体的にはこちらの2つの機能が非常に重要となります。
「トレンドマイクロスマートホームネットワーク機能」
「こどもネットタイマー3」

※トレンドマイクロスマートホームネットワーク機能搭載は最長5年の期限があります。

こどもネットタイマーに関してはバージョン3となっていて、以前の機種に「こどもネットタイマー」や「こどもネットタイマー2」というのがありますが、時間制限のルール指定方法が非常にざっくりしか指定できず、全く使い物になりませんでした。なので、もしこの機種以外のルーターを購入される場合でも、ネット環境の管理を優先される場合には必ず「こどもネットタイマー3」が搭載されている機種を選ぶことを強くお勧めします!

この「こどもネットタイマー3」から劇的に時間管理が細かく簡単にできるようになっていますので!

さて、ここまで「ELECOM」の回し者の如くルーターをお勧めしてきましたが、ここからは実際にサイト制限と各端末への時間制限を行うなど、実際の設定方法などをご紹介していきたいと思います!

流れとしまして、お勧めさせていただいた無線LANルーターをセットし、インターネットに接続できる環境を構築済みを前提と致します!

あぁ、それと重要はポイントが一点あります!
これらの機能を活用するためには、無線LANを「ルーターモード」で利用することが必須となります。アクセスポイントモードに設定(ルータ機能を停止)して利用されている場合には、これらの機能は使えませんのでご注意ください。

私の環境でもメインにはNTTのルーターがあり、これを経由して今回のルーターにルーター機能のまま繋いでしまっていたのですが、これだと当然二重ルーター設定となりネットの速度が激遅、一度切れると繋がらない、そもそも繋がらない等など、超不安定な状況になってしいます!この場合、元のNTT側のルーター機能を切って、ELECOMの無線LANのみをルーターモードとして利用することで解決することができます。詳しい設定はこちらに記載していますので一度ご確認ください。

>>二重ルーター設定を解除し、ELECOM側のみのルーターモードとして利用する方法!


設定はスマホからも可能ですが、今回は全てPCからの作業をご紹介いたします。スマホでも作業の内容は一緒です。
まず、無線LANルーターの管理画面にログインします。

お使いのブラウザのURLを入力する欄に「192.168.2.1」と入力しアクセスします。

IDとパスワードの入力を求められますので、無線LAN購入時に付いてきたシートに記載されている「ルーター管理画面アクセス情報」に記載されているログインIDとパスワードを入力し、ログインします。

ログインすると以下の画面が表示されます。


まずは、子供ネットタイマー、つまり家中の各端末の利用できる時間を設定する作業となります。画面にある、「子供ネットタイマー」をクリックしてください。
クリック後、今度はこちらの画面に遷移します。



左側に端末名という項目があるので、こちらにわかりやすい名称を付けることをお勧めします。家中のすべてのネットにつながっている機器が表示されます。
どれがどの機種かわからない場合には、各端末の電源を落として、1つ1つONにすることで端末を特定することができますので、名称を付けて下にある「適用」ボタンで名称を登録しましょう!

一通り登録ができたら、スケジュールを設定したい機器のスケジュール項目の「詳細」をクリックします。
子供ネットタイマー3という名称ですが、今回はタイマー機能は利用せず、利用できる時間のスケジュールを設定し日々の利用できる時間を設定します。
タイマー機能を使いたい方は、タイマー部分のプルダウンから今から〇時間という形で利用できる時間をタイマー管理できます。
ただし、スケジュールとタイマー機能は同時に利用することはできませんのでご注意ください!

続いて「スケジュール」設定です。以下の画面が表示されているかと思います。



一週間の曜日と時間が表示されていますので、利用を許可したい時間帯をドラッグしていきます。ドラッグした部分は以下の通り色が変わります。


今回は、日曜日から木曜日までは午前6時から午後9時まで、金曜日と土曜日は次の日がお休みなので夜は11時まで利用できる設定にしました!この様に、各端末に細かく利用できる時間帯を指定し管理していきます。
これが設定できれば「子供ネットタイマー3」の設定は完了です、簡単ですよね!
なお、設定した時間になると対象機器自体に無線が届かなくなるので「インターネットにはアクセスできません」と表示されます。

続きまして、今度は各端末でアクセスできるサイトの設定を行っていきます。
最初に書いた通り暴力的なサイトやアダルト系のサイトへのアクセスの禁止を行うための設定になります。

最初のログイン画面に戻り、今度は「セキュリティー」をクリックします。


次に「スマートホームネットワーク」


WEBサイトフィルター…。


WEBサイトポリシー………。


やっと着きました!w「WEBサイトポリシー」の設定画面です。
ここで各ユーザーのアクセスレベルを設定できます。全部で4つの設定が可能ですので見ていきましょう。

まずは、対象が「小学生以下」です。選択されているラジオボタンがアクセス制限項目となっています。
小学生以下だけあって、なかなか対象が厳しいですね…。


続いてこちらは「中学生」です。


こちらは「高校生以上」。


最後に、上記3つ以外の独自のルールで制限したい場合にはこちらの「カスタム」を選択します。
カスタムでは自由にラジオボタンの選択・解除が行えるので独自ルールで制限される場合にはこちらで設定を行います。


これらの設定ができたら、またはこれらの設定内容を確認したら、このルールを各端末に適用させる設定を行います。戻るボタンで1つ前に戻ると「WEBサイトフィルター」という項目がありますのでこちらをクリックします。


各端末が表示されていますので、それぞれ必要に応じて「適用するポリシー」を選択します。
赤枠で囲んだように、それぞれの端末ごとのポリシーを指定すれば設定完了です!


なお、設定がうまくできていれば以下のように制限サイトにアクセスするとELECOMからのブロックのアナウンスが表示されます。


かなり長くなってしまいましたが如何でしたしょうか?
このルーターから制限を行うことで、煩わしい個々の機器への設定など面倒な作業もなくなりますし、利用時間に関してはそれぞれの端末でかなり細かな設定ができるので、子供さんの利用管理にはもってこいだと思います。

今回詳細は書いていませんが、以下のように管理画面からアクセスブロックした回数や、どんなサイトにアクセスしてブロックされたかなどの履歴管理できるのも便利な機能ではないでしょうか?



アクセス制限については、今後もっと改良の余地(指定アドレスの登録などの機能)はあるかと思いますが、現状でも結構厳しいアクセス管理ができるのでかなり良いかと思います。

もし、お子さんのネット環境の管理を検討されていらっしゃいましたら、一度このルーターからの管理を検討してみてはいかがでしょうか?
もちろん会社などで不要なネットアクセスの制限するといった活用方法も可能です!

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