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車や電車での移動中、スマホで作業や動画視聴をしていたら、なんだか気持ち悪くなってきた——そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。実はGoogleが、この「乗り物酔い」を軽減するための機能をAndroid向けに開発中だということをご存知ですか。
この機能、実はもう1年近く開発が続いているのですが、その間に名前が3回も変わるという、少し珍しい経緯をたどっています。この記事では、その正体と開発の流れ、そして今すぐ試したい人向けの代替手段まで、まとめて整理してみます。
この記事のポイント
- 開発中の機能は、画面上に動くドットを表示して乗り物酔いを軽減する仕組み
- コードネームが「Motion Cues」→「Motion Assist」→「Motion Sickness Assist」と変遷してきた
- AppleのiOSにはすでに同種の「車両モーションキュー」が実装済み
- 次期「Android 17」での正式実装が有力視されている
- 正式リリースを待てない場合は、サードパーティ製アプリという選択肢もある
そもそもなぜ、スマホを見ていると車酔いするのか
車酔い(動揺病)が起きるのは、目で見ている情報と、内耳が感じている体の揺れにズレが生じるためだとされています。スマホの画面を見ていると、視覚的には画面は静止しているように感じますが、実際には車の揺れによって体は絶えず動いています。この矛盾が脳を混乱させ、気持ち悪さにつながるというわけです。
この問題に対して、Appleはすでに「Vehicle Motion Cues(車両モーションキュー)」という機能をiOSに実装済みです。画面の端に、車の動きに合わせて移動するドットを表示することで、視覚と平衡感覚のズレを和らげる狙いがあります。
Googleも同種の機能を開発中、ただし名前が二転三転
Googleも同様の機能をAndroid向けに開発していることは、以前から報告されていました。ところが、この機能はこれまでに何度も名前が変わっており、追いかけている人にとっては少しややこしい状況が続いています。
- 💡当初のコードネームは「Motion Cues(モーションキュー)」
- 💡Appleの同名機能との混同を避けるため「Motion Assist(モーションアシスト)」に変更
- 💡さらに直近では「Motion Sickness Assist」への変更が確認されている
この機能は画面上に「ドット」や「バブル」を描画する新しい仕組みで動作するとみられており、専用の権限も新設されていることが、アプリの内部解析によって明らかになっています。なお、これらの情報はいずれもアプリ内部のコード解析に基づくものであり、Google自身が正式発表した内容ではない点には注意が必要です。正式な仕様や提供時期は、Googleの公式発表を待つ必要があります。
結論:搭載されるとしたら「Android 17」が有力
直近の情報では、この機能は次世代OS「Android 17」のシステムサービスと直接連携するコードが確認されており、Android 17での正式実装が有力視されています。ただし、この機能が確認されてからすでに1年近くが経過しており、これまでにも一度実装されかけて削除された経緯もあります。確実に搭載されると断定できる段階ではないことは押さえておきたいポイントです。
💡 過度な期待は禁物、あくまで開発中の機能
個人的には、車移動が多い仕事をしている人ほど「早く来てほしい」と思う機能ではないでしょうか。名前が変わるたびにニュースになるくらい、地道に注目され続けているのが印象的です。
今すぐ試したい人向けの選択肢
正式機能の登場を待ちきれない、という方には、同じ仕組みをサードパーティ製アプリで先取りするという方法もあります。「Vehicle Motion Cues」という名称のオープンソースアプリがAndroid 8.0以降向けに公開されており、Appleの車両モーションキューとほぼ同じ仕組みで、車内で画面上に動くドットを重ねて表示してくれます。
ただし、こうしたアプリは公式のGoogle純正機能ではないため、動作の安定性やアップデートの継続性については自己責任での利用となる点に留意してください。効果には個人差があることも覚えておくとよいでしょう。
もともと車移動中にスマホを使う機会が多い方は、車載スマホホルダーで画面を視線移動の少ない位置に固定しておくだけでも、酔いにくさが変わることがあります。画面を見る角度や距離を安定させることは、こうした新機能とあわせて試す価値のある工夫です。
まとめ
Googleが開発中の乗り物酔い軽減機能は、「Motion Cues」から「Motion Assist」、そして「Motion Sickness Assist」へと名前を変えながら、約1年にわたって開発が続けられています。次期「Android 17」での正式実装が有力視されていますが、まだ確定情報ではないため、続報を待ちたいところです。今後、対応機種として最新のAndroid・Pixel端末への注目も高まりそうです。気になる方は最新Android/Pixelスマートフォン本体の情報もあわせてチェックしておくと、新機能がいつ届くか実感しやすくなるはずです。
正式リリースまでの間は、車載スマホホルダーで画面位置を安定させるなど、できることから試してみるのがおすすめです。


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